Bulletin 837Tソリッドステート温度センサは、-50~250°C (-58~482°F)の液体、ガス、および気体の温度を測定できます。このセンサは堅牢で耐食性の高いハウジングを使用しており、ディスプレイ搭載/非搭載のモデルがあります。IO-Link技術とディスクリート出力、アナログ出力が可能です。衛生アダプタ式などの各種プロセス接続とプローブ長があるため、アプリケーションの柔軟性が高まります。
一般的なリソース/クイックリンク
概要
837T温度センサ(ディスプレイ搭載)
- メディア温度範囲:-20~80°C (-4~178°F)
- 埋め込みIO-Link 1.1通信プロトコルを使用
- 回転式のハウジング(320°)とヘッド(330°)によりアプリケーションに柔軟性を提供
- 25~350mm (0.98~13.7インチ)のプローブ長
- デュアルPNPおよびPNP +アナログ(4~20mA)モデルから選択可能
837T温度センサ(ディスプレイ非搭載)
- メディア温度範囲:-50~250°C (-58~482°F)
- 25~400mm (0.98~15.75インチ)のプローブ長
- 2通りのフォームファクタを用意:標準および検知範囲拡張
- 4~20mAのアナログ出力
資料
Resource | Publication Number | Language |
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状態センサとスイッチのパンフレット | 836E-BR001 | |
Bulletin 837Tソリッドステート温度センサのプロダクトプロファイル | 837T-PP001 | |
Bulletin 837Tディスプレイ搭載ソリッドステート温度スイッチのインストレーションインストラクション | 837T-IN001 | |
Bulletin 837Tディスプレイ非搭載ソリッドステート温度センダのインストレーションインストラクション | 837T-IN002 | |
IOリンクを内蔵したソリッドステート温度センサのユーザーズマニュアル | 837T-UM001 | |
統合スマート・センサ・ソリューションのクイック・リファレンス・ガイド | IOLINK-SP001 |
アプリケーション
プローブ長およびプロセス用のねじ部の柔軟性により、837Tは、以下をはじめとするさまざまなアプリケーションに適しています。
- 苛酷な化学洗浄 - 316Lステンレススチール構造、レーザエッチングによるマーキング、およびIP66規格への適合により、機器の洗浄を必要とする食品、飲料などのアプリケーション(瓶詰工場/充填機、タンク、ポンプ、フィルタの洗浄など)に対応
- マシンツール - クーラントの温度をモニタ
- ファクトリオートメーション - 射出成形機
- 自動車 - 溶接クーラントの温度をモニタ
- ディスクリートバッチ - プロセスの温度をモニタ
- 機械装置メーカ(OEM)大規模なエンドユーザ - ディスプレイ搭載モデルは、機械からプログラミングが可能で、使いやすい押しボタンとリモート操作が可能なStudio 5000 Logix Designer®ソフトウェアでダウンタイムの短縮が可能になります。
- 食品飲料 — 管内やパイプ内の温度測定を衛生的に実行
- 製薬および家庭用パーソナルケア — CIPシステムの温度測定を衛生的に実行