誘導型近接センサは、金属製の物体を、接触することなく検出できます。このテクノロジは、検出対象の金属製の物体がセンサ面から1~2インチ以内にあるようなアプリケーションで使用されます。当社のセンサは、負荷の軽い梱包アプリケーションでも、自動車溶接機器での苛酷な環境や、食品加工工場における洗浄工程のような厳しい条件下においても使用することができます。
当社の円筒形(シリンダ)誘導型近接センサは、空気圧シリンダや油圧シリンダの往復運動の終了検出、または電力クランプやグリッパの開閉状態の表示に利用できます。
当社の管状誘導型近接センサは、内蔵式のソリッドステートのスイッチング装置です。鉄や非鉄の金属製の物体が存在するかどうかを、物体に触れることなく検知できます。
Bulletin 871Rリング誘導型近接センサは、その内部を金属製の物体が通過しているか判断する特殊誘導型センサです。リング径20、50、100mmから選択でき、検出可能な最小ボール(ターゲット)サイズは6~8mmです。
当社の長方形誘導型近接センサは、従来の円筒形ハウジングのセンサより検知範囲が長くなっています。強い電磁場が存在する溶接アプリケーションなどの環境向けに、当社のさまざまな種類の長方形センサからお選びいただけます。