コース番号
SAF-TUV2T
ロックウェル･オートメーションは、TÜV Rheinlandの協力のもと、このトレーニングを提供しています。
コースの内容
第1日
- 機械技術者のための機能安全認証について理解する(TÜV Rheinland)
- 法的ガイドラインと規格の定義
- リスク分析とプロセスの定義(ISO 12100:2010)
- 電気安全基本原則の定義(IEC 60204-1)
- 安全装置の識別
第2日
- 機械の安全機能を確認する
- 回路、回路図、事例を確認する
- 機械安全に関する新しい規格の定義
第3日
- ISO 13849-1の定義
- ISO 13849-2の定義
第4日
- IEC 62061の定義
- ISO 13849/IEC 62061の計算の実行
第5日
- 試験(4時間)
コースの目的
機能安全に関する規格や関連する法律･指令は、機械のすべての関連するライフサイクル段階において責任ある(説明可能な)業務を行なう人や組織が、必要な能力を達成し証明することを求めています。
このトレーニングでは、現在の規格が機械の機能安全の設計と証明についてどのように規定しているかを学びます。受講者は、人と環境にとって必要な安全性を達成するために、機械からの危険を減らすために安全装置とコンポーネントがどのように組み立てられ、適用されるかを学びます。実践的な例として、機械の保護に関する可能性を示します。
技術的な要求事項に加えて、組織的な対策、品質保証技術、ライフサイクル設計と検証のための文書化について学びます。
本コースを修了すると、IEC 60204-1, IEC 62061, ISO 12100, ISO 13849-1, -2, およびその他の関連する機械機能安全規格を理解し、使用することができるようになるはずです。
機械技術者の機能安全認証(TÜV Rheinland)を希望する受講者は、資格要件をすべて満たし、5日目に予定されている試験に合格する必要があります。
参加対象者
アプリケーションエンジニア、システムインテグレータ、開発者、安全の専門家、機械の認定専門家などの方々に受講していただきたいコースです。
前提条件
- 必要: 必要事項を記入し、承認された認定を受けるための資格証明書(詳細は後述)
- 強く推奨: 機械の機能安全入門(コース番号SAF-TUV1)
修了のための資格要件
機械技術者のための機能安全認定証(TÜV Rheinland)の取得条件
- コース受講前に、TÜV Rheinlandが発行する受講資格証明書に記入し、承認される必要があります。
- 機能安全分野で3年以上の経験があること
- 大学工学部卒(修士または学士)またはグローバルに通用する学位
または
- 雇用主が認定した同等のエンジニアレベルの責任者資格 - SAF-TUV2Tコースを完全に受講
- 試験で70%以上の合格点
受験資格要件をすべて満たしている場合、受験者には個別に結果が通知され、TÜV Rheinlandから機械技術者のための機能安全の認定証が授与されます。
受講者が持参するもの
- 規格書のコピー
- 電卓
- 紙
技術要件
ロックウェル･オートメーションは、試験に必要な標準的な電卓を除き、すべての技術を提供します。
受講者の教材
受講者の学習体験を向上させ、促進するために、コースパッケージの一部として以下の教材を各生徒に提供しています。
- Student Manual (コース教材とキーコンセプトをカバー)
標準規格はロックウェル･オートメーションが提供するものではありません。必須ではありませんが、資格取得を目指す受講者は、以下のコピーを持参するとよいでしょう。
- IEC 60204-1
- IEC 62061
- ISO 12100: 2010
- ISO 13849 part 1 and part 2
規格書は以下のサイトから購入できます。
- ANSIサイト: https://webstore.ansi.org/
- ISOサイト: https://www.iso.org/publication-list.html
- IECサイト: https://webstore.iec.ch/
- IHSサイト: https://global.ihs.com/
コースの長さ
4.5日間のコース
Rockwell Automation CEUs
CEUs Awarded: 3.2
