モジュール化の力: ユーザニーズに応える協働アプローチ

協働アプローチの成果

CUBIC社のパートナ指向のモデルの中心にあるのは、モジュール化です。これにより、文化的背景の異なる他のソリューションプロバイダとのコラボレーションが可能となり、お客様の成功につながるのです。

このパートナモデルは「Partner Panel Builder」と呼ばれ、4つのコア要素で構成されています。

1. インテグレータのカスタマイズ設計が可能 - 工程の最初に、システムインテグレータは分解されたモジュール式エンクロージャを受取り、CUBIC社のトレーニングプログラムとGalaxy設計ソフトウェアに基づき、アセンブリの設計を進めていくことになります。
2. CUBIC社のモジュール構造によるソリューション開発 - CUBIC社の競争力ある高品質で技術的に実証されたモジュール式ソリューションを活用し、ハイレベルな技術サポートとテストを通じてパートナに価値を提供します。
3. 多様な電気部品に対応するソリューションの標準化 - システムインテグレータは、企業が拠点を置く場所を問わず、その施設において独自の価値を付加しています。パネルに統合されるコンポーネントは、ブレーカ、コンタクタ、過負荷リレー、ドライブ、スイッチ、ソフトスタータなどです。
4. エンドユーザへの完全なソリューションの提供 - エンドユーザのお客様は、近くに構築された完全なソリューションを受け取ることができ、費用と時間の面で大きな節約をすることができます。CUBIC社のポートフォリオは、IEC低圧スイッチギア、スイッチボード、モータ･コントロール･センタなど、あらゆるアプリケーションをカバーしています。

このアプローチは市場で成功を収め、再生可能エネルギー、データセンター、インフラなどの成長産業において、ロックウェル･オートメーションは多くの機会を開くことができました。ロックウェル･オートメーションはこのモデルを活用して、パネルビルダー、システムインテグレータ、付加価値ディストリビュータのネットワーク間のコラボレーションを促進し、各パートナがプロセスに独自のものをもたらし、最終的にエンドユーザにとっての価値を増大させることができるのです。

これは、私たちのコラボレーションから生まれた製品が、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカなど、業界や地域を超えて拡大し、既存のお客様との関係を育み、付加価値の高いソリューションを生み出すことができる、新しい時代の幕開けなのです。両社は共に、誠実さ、包括性、お客様の成功へのコミットメントを共有しています。