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デジタルトランスフォーメーションでより良い従業員体験を

デジタルトランスフォーメーションは、データの複雑性を管理し、より良い従業員体験を提供するための基盤となります。

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Digital Transformation for a Better Employee Experience

デジタルトランスフォーメーションとサプライチェーンのアジリティ(機敏性)、レジリエンシ(回復力)、サステナビリティ(持続可能性)との関係については、多くのことが語られてきました。

私の組織ほど、この関係を深く理解しているところはありません。私たちは、製造とオペレーショナルエクセレンスを推進しています。つまり、約束の時間通りに、期待通りの品質で、競争力のあるコストで製品を発売することです。

私たちのエンド・ツー・エンドのサプライチェーンの手法は、より迅速な変更を可能にする俊敏性と、原材料、製品、または生産能力の不足から回復するための回復力を備えていなければなりません。アジリティは、市場の外的要因に応じて、適切なコスト、サービス、品質を確保します。レジリエンスは、潜在的な障害点がある場合に、混乱の影響を軽減します。

私たちの中核となるのは、工場内の製造・加工プロセスのための規格や技術的ソリューションを開発し、配備することです。私たちのオペレーションは常に効率性を重視していますが、今、デジタルで変革された統合サプライチェーンへの進化を通して、それ以上のものを目指しています。

デジタルトランスフォーメーションは、膨大な量のデータと洞察の複雑さを管理するための基盤となります。私たちは、最新のプロセスとテクノロジソリューションを駆使してディスラプションに対抗しつつ、アジリティとスピード、効率と容量のバランスを取ることができます。

そして、デジタルトランスフォーメーションの最大の成果の1つである、より良い従業員体験を実現するための基盤となります。

従業員の期待

いくつかの要因が重なり合い、サプライチェーンにおいて、より従業員を中心に据え、差別化された従業員体験を生み出す機会が生まれています。優秀なサプライチェーンの人材を見つけ、維持することに課題を感じているなら、これらのコンセプトはあなたにも当てはまるでしょう。

サステナビリティ
従業員は、私たちが製品を設計・製造する際に使用するプロセスや、パートナ企業がサステナビリティを優先していることを知りたがっています。また、お客様は、危険物、エネルギー効率、ライフサイクルへの影響、安全、製品品質、スチュワードシップに関する業界標準や地域の規制に準拠した製品を求めています。

デジタル化されたサプライチェーンでは、リアルタイムのフィードバックや情報が得られるため、常に改善の機会が得られます。問題があればすぐに分かります。何日もかけて問題を長引かせるような紙の報告書や手作業でレビューを行なう時代は終わりました。この継続的なフィードバックループにより、従業員は実際に持続可能な変化を起こすことができます。

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従業員の学習とトレーニング

従業員は接続性に慣れています。デジタル化はもはや「あるとよいもの」ではなく、現在そして未来の従業員にとって必要不可欠なものです。トレーニングマニュアルは過去のものとなりました。拡張現実(AR)や仮想現実(VR)は、トレーニングや学習をより早く、より効果的にします。プロセスは接続されています。そのため、学習で起こったことをすぐに状況に応じて適用することができます。  

従業員の満足度

当社のサプライチェーンは、私がこれまでに遭遇した中で最も複雑な状況の1つです。400,000以上のSKUがあります。だからこそ、ロックウェル・オートメーションはサプライチェーンに関わる人材、インフラ、システムに多大な投資をしてきました。レジリエンス、アジリティ、サステナビリティは、私たちが顧客のオペレーションの中で強化している属性であり、それは私たちの文化と従業員に反映されています。

デジタルトランスフォーメーションがより効果的な人材をもたらす

ワークフォースプランニングを積極的に改善することで、よりよく操業できるようになります。私たちは、情報をまとめて、企業全体や機能を超えた総合的な会話をすることで、よりパワフルになり、意思決定や変更を行なうことができるようになりました。

データや分析を可視化することで、従業員は何が問題だったのか、どうすれば解決できるのかをよりよく理解できるようになりました。また、従業員は以下にアクセスできます。

  • 前後関係を備えた文章によるオペレータ指示。言葉の壁を取り除き、最新のデジタル情報を現場のオペレータに提供することができます。データとデジタル3D作業指示書を組み合わせることで、オペレータは迅速に作業を再開し、作業を継続することができます。
  • ワークフォース・パフォーマンス・モニタ。シフト、注文、材料、品質などの観点から、実際の製造作業と計画された製造作業を追跡、比較することで、作業者の生産性向上を必要とする労働力の差異を特定することができます。
  • 拡張現実によるリモート支援。遠隔地の専門家と現場の技術者を瞬時に結びつけ、肩越しのコラボレーションとサポートを行なうことで、トラブルシューティングの迅速化と機器の稼働率の最大化を実現します。

あなたにとっての意味

デジタルトランスフォーメーションによって、現場の従業員や施設、サプライチェーン全体の生産性が向上し、より高品質な製品をより安全に生み出すことができます。また、従業員をより早く、より効果的に教育することができ、従業員がベストを尽くすことができるようになります。

このテーマについては、「経営陣の視点」のポッドキャストをお聞きください。サプライチェーンのアジリティとレジリエンスについて、より深い議論が展開されています。詳しくはCreating a More Agile, Resilient Supply Chain (より俊敏で回復力のあるサプライチェーンの構築) (Part 1)をご覧ください。

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公開 2021年7月14日


Pit Wee Yeoh
Vice President, Manufacturing Engineering, Rockwell Automation
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